凄みを持つこと
直感的であり漠然とした『美しい』というコトにどれだけこだわれるか。企画も画質も光もカメラワークも芝居もそして仕上げも『美しい』にこだわらなければならない。そして何度も何度も試みてみよう。その凄みが更に作品を輝かす。
本当にそれなのか?
演出方法にしても撮影方法にしても本当にそれでいいのか自問してみる。何がベストで何故それができないのか検証するコトを習慣づけることが大切である。決めつけは進化を止める。時には往生際が悪くなれ。
人を操る
映像は「たった一人では作れない」ことを前提とする。演者や技術スタッフ、クリエイターなど沢山の人々の力を借りなければ到達できない極みがある。創造力の前に人を操れる力が大切。先ずは自分の周りの人々の心を掴めなければ人の心を掴む作品は作れないと考えればいい。
新しいコトを常に考える
とにかく自分がやったことの無いことを一つは必ず入れる事。他人がやっててもいい。進化を止めるな。
丁寧な仕事を心掛けること
職人である限り全てにおいて丁寧でなければならない。そして勿論、大胆さを忘れてはならない。スケールの大きな仕事になればなるほど大胆さと肌理細かさが求められる。映像表現のダイナミズムとは相反する行為かもしれないが、臆病者になることも大事。
怠けるな
クリエイティブの最大の敵は「面倒臭い」という気持ちがはたらくことである。それは例え自分の心に無くても、スタッフの一人でもその気持ちを持ったら極みには到達できない。
細かなところに神は宿る
例え誰も気づかない所でも徹底的に拘るべきだ。そこにクリエイティブの神が宿る。
全てが作品だと思え
自分の手を離れていく制作物は全て作品だと思え。企画書や演出コンテ、SNSに載せる写真や文章も然りである。