映像制作会社入社後、制作進行として経験を積む。
3年間に渡り 風景写真家 故 前田真三先生の撮影に参加。
厳しい自然の中での撮影で、その後の演出家として大きな影響を受ける。
社内演出となった後、ミュージックビデオを中心にライブビデオ、CMや企業VPなどの企画構成演出を手がける。徳永英明「壊れかけのradio」など数々の作品を演出。
独立後の91年以降、ミュージックビデオ ディレクターとして、Every Little Thing、SPEED、DREAMS COME TRUE、浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、L'Arc-en-Ciel、モーニング娘。、松浦亜弥、竹内まりや、山下達郎、THE ALFEE、野猿、BoA ほか、数多くのヒット曲のミュージックビデオを生む。97年は年間約100本のミュージックビデオを手がけた。受賞歴多数。関連してステージ演出用映像やライブ収録の演出を担当する。
CMではpanasonic LUMIXシリーズや武田薬品 ベンザブロックシリーズ、Nissen 香里奈シリーズ、SRIXON 「石川 遼」「松山英樹」Z-STARシリーズ、TOYOTA ハイラックスサーフ シリーズ、KOSE Visse シリーズ、ユニバーサル スタジオ ジャパンなど多岐にわたり演出。
10年以降、Nissanの各国モーターショー映像演出を手がけている。
13年以降、AKB48、HKT48、乃木坂46などアイドルグループのミュージックビデオやCMも演出。
最近では4Dシアター用映像、VRを駆使したテーマパーク用映像などフルCG作品も手がけている。映像以外ではアプリ開発や新しい映像制作インフラの開発をプロデュースしている。
17年、学校法人 淑徳SCのミュージックビデオを手がけ、全校生徒を演出するという試みを行なった。
ロボット マネージメント所属
poker face / YOU / Trust / WHATEVER / LOVE~Destiny~ / TO BE / Boys&Girls / A song for XX / appears / Fly high / vogue / Far away / SEASONS / SURREAL / M / evolution / NEVER EVER / Endless sorrow / Dearest / Daybreak / Humming 7/4 / JEWEL / my name's WOMAN / fairyland / HEAVEN / RAINBOW / Sweet scar
一度踏み入れたら終わりの無い『映像の道』を歩き続ける覚悟。
凄みを持つこと
直感的であり漠然とした『美しい』というコトにどれだけこだわれるか。企画も画質も光もカメラワークも芝居もそして仕上げも『美しい』にこだわらなければならない。そして何度も何度も試みてみよう。その凄みが更に作品を輝かす。
本当にそれなのか?
演出方法にしても撮影方法にしても本当にそれでいいのか自問してみる。何がベストで何故それができないのか検証するコトを習慣づけることが大切である。決めつけは進化を止める。時には往生際が悪くなれ。
人を操る
映像は「たった一人では作れない」ことを前提とする。演者や技術スタッフ、クリエイターなど沢山の人々の力を借りなければ到達できない極みがある。創造力の前に人を操れる力が大切。先ずは自分の周りの人々の心を掴めなければ人の心を掴む作品は作れないと考えればいい。
新しいコトを常に考える
とにかく自分がやったことの無いことを一つは必ず入れる事。他人がやっててもいい。進化を止めるな。
丁寧な仕事を心掛けること
職人である限り全てにおいて丁寧でなければならない。そして勿論、大胆さを忘れてはならない。スケールの大きな仕事になればなるほど大胆さと肌理細かさが求められる。映像表現のダイナミズムとは相反する行為かもしれないが、臆病者になることも大事。
怠けるな
クリエイティブの最大の敵は「面倒臭い」という気持ちがはたらくことである。それは例え自分の心に無くても、スタッフの一人でもその気持ちを持ったら極みには到達できない。
細かなところに神は宿る
例え誰も気づかない所でも徹底的に拘るべきだ。そこにクリエイティブの神が宿る。
全てが作品だと思え
自分の手を離れていく制作物は全て作品だと思え。企画書や演出コンテ、SNSに載せる写真や文章も然りである。